電通の過労死問題、広告業界の長時間労働体質は、変わらないだろうな…


電通の女性社員の自殺が、過労死認定され、労基が、あの電通に、抜き打ち調査に入り、波紋を広げてますね。

私も、広告業界で働いていた女性として、かなり注目しているニュース、

私が働いていた会社は、電通ほどの大企業じゃなく、吹けば飛ぶような中小企業でしたが、やっぱり長時間労働が普通で、多い月で100時間くらいは残業してました。

終電まで会社で仕事して、休日は、朝の5時起きでイベント運営の補助とか、忙しい時は、そんな感じ、でも、広告業界では普通、

電通の女性社員も、ニュースでは、残業100時間とか言われてますが、実態は、200時間くらいは行ってらしいです。

まわりの会社の人たちを見てても、代理店、メディア系の大手は、残業200時間は、わりとよく聞く水準で、

私が、月100時間の残業で、疲れていたら、社長が「でも、◯◯放送の◯◯君(よく、うちの会社に出入りしていたラジオ会社の営業の人)なんかは、200時間くらい残業してると思うの」とか、当たり前のように発言し、

あ~、この会社では、働けないな、と思って、辞めました、とうか、逃げました。

正直、どこどこの会社で自殺があった、みたいな噂も、ちらほら聞くんです、今回は、親御さんが、裁判で争ったからニュースになりましたが、たぶん、そんなに珍しいことじゃない。

自殺じゃなくて、過労死も、たぶん多いし、定年まで働いて退職した人も、たぶん、寿命は縮めてます、そういう業界。

ほんと、さっさと辞めて良かったです。

退職してから、失業保険が貰える期間は、フラフラして、その後、再就職もままならず、試行錯誤をしながら、いろいろやってましたが、

いちおう、それなり形になるもので、今では、普通に働く程度には稼げるようになりました。

辞めた当時、私はアラサーなお年頃で、彼氏もいなく人生崖っぷち…

でも、結婚、出産は、人より少し遅いながらも、今では、それなりに幸せに暮らしているし、

ぶっちゃけ、在宅で仕事して稼げるなんて、主婦としては、これ以上ない働き方だよね、と思ってたりするので、災い転じて福となす、とは良く言ったもの、

そういう意味では、若いうちに、苦労しておいて良かったのかも。

電通の子も、まだ24歳で東大出ててたら、会社を辞めたところで、いくらでも未来はあっただろうに、そんなに自分を追い込むほど、いい会社でもないよ…彼女の親御さんの気持ちを思うと、やり切れません。

でも、広告業界の長時間労働体質は、変わらないだろうね…

見せかけの残業が少なくなったところで、家に持ち帰って仕事するだけでしょう。

まず体質が、昭和の古い考え方で、すごく効率が悪い働き方をしてる。

夫と結婚した後、本社がドイツの外資系で働く夫を見てて、その考え方の違いが、ちょっとカルチャーショックでした。

一時期、夫が、月に1回、3~4日くらい、新幹線で出張に行ってた時期があったんだけど、しばらくして、「家で働くことにした」と言ってきたんですね、

別に、わざわざ新幹線に乗って、ホテルに泊まって出張しなくても、家で、パソコンつないで仕事できるし、みたいな、

私は、「え? 大丈夫なの?」と思ったんだけど、だって、会社だって、出張にかかるコスト月10万くらいが削減できたから、オッケーでしょ的な、飄々とした感じで、

しかも、家で仕事してても、待ちでやることない時間は、ゲームしてたりするんですよ、

仕事の成果として、求められるものが達成できれば、家で仕事しようが、合間にゲームしようが、別に、会社としては関係ないし、というスタンス、

私の出産の時も、予定日前後で、夫は、ほとんど在宅勤務にしてたし、働き方以前に、考え方からして全く違うんです。

今だって、夫は、残業はほとんどしないで、夕方の6時過ぎには帰ってきて、子どもをお風呂に入れてくれるし、

まあ、でも忙しいときは、すごく働くんですけどね、会社に寝袋を置いてたこともあるらしいし、ようはメリハリを大事にするんです。(日本支社のイギリス人社長が、じきじきに寝袋をプレゼントしてくれたらしい)

それから、広告業界って、産業自体が、斜陽で右肩下がりで、私が会社を辞めた理由も、長時間労働に疲れたという他に、この会社に未来はない、と痛感したから、

私が辞めた後も、5~6年しかたっていませんが、広告業界のジリ貧さは、外から見てても分かるくらい、

テレビCMを見てても、私が働いていた頃は、例えば、FXの会社は、メディア側の広告審査に引っかかって、クライアントがCMしたいと言っても、メディアに断られたりしたんです。

FXはギャンブル性があるのが理由だけど、今は、FXなんて普通にCMしてるし、課金のスマホゲームとか、あういうの、私がいた頃なら、無理だったと思う、

そして、びっくりしたのが、とうとう宗教のCMまで解禁されたらしく、この前、創◯学◯のCMがやってのには、驚きました。

私も、宗教のクライアントさんを扱ってたことがありますが、正直、広告を出してもらう交渉って、けっこう大変で、

宗教団体そのものは広告NGだけど、出版物やイベントなら大丈夫です、みたいなところで交渉してたけど、今は、背に腹は変えられなくなってきたんでしょう。

ちなみに、アフィリエイトとして美味しい広告主って、こういうテレビや雑誌みたいなメディアには、広告を渋られるような微妙なクライアントです。

宗教は特殊すぎて別にしても、FXとか、おまとめローンとか、スマホゲームとか、脱毛エステとか、結婚相談所とか。

電通の過労死問題から、かなり話がそれましたが、とりとめのない雑感でした。


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